学びや気づき 15.障害の受容過程

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“今”あるものに目を向けると、どんな状況からでも“幸せ”になれる!!

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「障害の受容過程」

先日、友達の誕生会にお招きいただいた時に、出会った方が、
介護福祉の勉強をされていて、
「障害の理解」という学びに「障害の受容過程」というものがあると教えてくれました。
【障害受容の過程】
1、ショック期>障害を得た直後にショックを受ける時期
2、回復への期待期>身体状況と心理的混乱が落ち着き、障害を否認して回復を期待する時期
3、混乱と苦悩の時期>障害を得たという現実に直面し、混乱と苦悩、抑うつと怒りを体験する時期
4、適応への努力期>障害を得たという現実を受け止め始め、新たな現実に適応する努力を始める時期
5、適応期>障害を自分のものとして受け入れ、新たな役割を獲得して現実に適応する時期
この受容の過程を見ていると、

僕も実際に障害を受け入れるまでに歩んだ道のりと同じと感じました。

1、ショック期>
僕の場合、脳出血発症から1週間経ったころは、まだ脳が浮腫んでいて実自分の状況をよく理解していませんでした。

だんだん、考えることがなってきた頃、ようやく状況を理解し始めて、
人生終わったな…とか、
価値のない自分になってしまった…
みんなのお荷物になった…と、みんなと違う世界にいってしまったんだと、ひどく落ち込みました。

2、回復への期待期>
自分から生まれる期待と、周りから励まされて期待を感じる事があったように思います。

自分から生まれる期待は、

意識がはっきりしてきた頃から、単純に「体を治す」という期待があり、
リハビリを通じて、決して簡単ではないことに気づき始めた。

そして、理想と現実のギャップに苦しみがありました。
ただ、どんな時でも周りの期待は、いつも何も変わらず。ただ、まっすぐ純粋な想いで僕の回復を、祈ってくれました。
周りの期待が、自分に対して、僕も諦めないという期待になりました。

3、混乱と苦悩の時期>
どんなにリハビリをしても、どんなに麻痺側を動かせるようにイメージしても、ちっとも動かない。

バカじゃないの?

本当にこのリハビリは正しいの?

リハビリする必要があるの?

いっそうのこと、麻痺側を機械にした方がいいんじゃないの?と。思いました。
大切な自分の体のはずが、実は一番の敵だと感じ攻撃していました。

自分ひとりでは、もう何もできない…。
の気持ちが一番寂しかったし、情けなかったです。

4、適応への努力期>
周りを見ました。
不幸は、何も自分だけではないことを知り、喜んでは、安心を感じました。
更に、人と比べて、

自分は恵まれていることにも気がつきました。

それから、僕はリハビリ頑張れると喜びを感じました。

5、適応期>
どんな時でも、これまでと変わらずに接してくれる家族や周りの友達。
本気で応援してくれる病院関係者。
本当にたくさんの方から大きな大きな愛をもらって、
徐々に前向きになっていった。
障がい受け入れられたのは、退院後、「受け入れる」と書いたチラシをそこらじゅうで配ったことが大きい。
その後、恩師のたくちゃんの出会いが、自己肯定感を高めていける大きな学びになりました。

改めて感じると、【障害受容の過程】は、
とてもわかりやすくよく分析された過程だと感じました。

障害にかかわらず、いろんな分野、さまざまな視点から心理の過程があるように感じました。

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