一昨日、おかんと話しててすごく嬉しかった。
それは、スーパームーンを見てた時の話。
おかんは、月を見てたら、
なんだかすごく幸せを感じたよ。
って話てくれた。
どうやら、月を眺めて
感動する自分にふと気付けたらしい。
おかんは、
父が発症した脳梗塞が原因で
自分の父と思うように意思疎通ができなくなったり、
自分の母が痴呆になったりして、
介護する生活を10数年以上過ごした。
そして数年前に父を亡くし、
そのあとすぐに母を亡くした。
母を亡くした 3ヶ月後に、
次は子供が脳出血した。
もうかれこれ20年間。
度重なる運命に忙殺な毎日を過ごした。
そして、
今も息子の後遺症は変わらない。
そんな中、
これといった変化が特にあるわけでもなく、
こないだ、ただ綺麗な月を見た。
そして、
月の綺麗を眺めてて、今ココに幸せを感じたらしい。
この20年、
何度も同じ月を見てたはずだけど、
ずっと感じていなかった喜び。
きっと、いろいろな事がありすぎて、
余裕がなかったんだと思う。
本当にいろんな事があったけど、
綺麗な月を眺める事ができて
おかんは幸せだと話してくれた。
僕は、嬉しそうに話してくれた
おかんと話せて嬉しかった。
みんな、いろんな事が起こる。
嬉しいことも、
悲しいこともたくさんある。
ただ、
なにが起きたとしても、
誰にでも平等に
いつかは必ず幸せが待っている。
だから幸せは、
すぐそこ。って思う。